こんにちは。管理者のぶおです。
今日は「えび」をテーマにお話しします。
エビは、海底を歩くエビ、海の中を泳ぐエビに分かれ、それぞれ世界中に約3000種類生息しており、その中で食材として食されるエビはごくわずかな品種です。
世界中の国々で親しまれている食材で、国ごとにいろんなエビ料理があります。
「えび 새우[セウ]」の名称の由来
えびは感じで3種類で表されます。
- 海老
- 蝦
- 蛯
海老
海の中を泳ぐエビは、イセエビ、ウチワエビなどのエビを指し、体が曲がった姿、触角が髭に見えるところから老人に例えられて「海老」という名前が付けられています。
蝦
次に、海を泳いでいるエビは、アマエビ、クルマエビ、サクラエビ、バナメイエビ、ブラックタイガーなど日本でよく食されているエビで、漢字で「蝦」と表記します。
つくりの「叚」は、「覆いかくす」という字源があります。
昔、中国では種類を明確に判断できない生物に「虫」をつけていました。
つまり、体が外骨格で覆われたエビは、海底で正体が不明なまま「蝦」という名称が付けられたのでしょう。
蛯
さらには、「蛯」ですが、こちらは海底に生息する「海老」の別の漢字表記のようです。
えび 새우[セウ]
韓国語でエビのことを「새우[セウ]」と、いいます。
糸や線、尻尾などを「巻く」を表す形容詞「사리다[サリダ]」を由来として、エビが体を丸めた姿から付いた名称です。
昔の日本語で「~しましょう」が「せう」と発音していたところから、「今日は、えびにしま새우[セウ]」というタイトルにしました。
今日は、えびにしま새우[セウ]って覚えておこう。
日本語 | 韓国語 |
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えび | 새우[セウ] |
「えび 새우[セウ]」の効能
エビやカニを茹でたり、焼いたり熱を加えると赤くなりますが、これは、アスタキサンチンによるものです。
アスタキサンチンとは、カロテノイドの一種で、色素成分のアスタキサンチンには、強い抗酸化作用があり、活性酸素の除去、動脈硬化の防止などの働きがあります。
また、動物性食物繊維のキチンには、体の免疫力を高め、血糖値の上昇を抑える優れた働きがあります。
エビは、血液循環をよくして、タウリンが多く含まれているため、疲れた時に食べると疲労回復作用があり、骨を作るカルシウムも豊富です。
韓国の「えび 새우[セウ]」料理
韓国で食されるえび새우[セウ]」の種類
- 대하[テハ](コウライエビ、大正エビ)
- 분홍새우[プノンセウ](アマエビ)
- 꽃새우[ッコッセウ](サルエビ、アカエビ)
- 참새우[チャmセウ](クルマエビ)
대하[テハ](コウライエビ、大正エビ)料理
대하[テハ](コウライエビ)は、漢字で「大蝦」と、表記します。つまり、大きなエビという意味です。
朝鮮半島の西海岸でよく獲れ、または養殖されています。
秋が旬で、フライパンに粗塩をたっぷりひいて、その上に生きたエビを乗せて蓋を被せると、エビが暴れ始める姿から「오도리[オドリ]」と、いう料理があります。
初めて聴いた時は耳を疑いましたし、やはり日本語を由来としており「踊り」を由来とします。エビの立場になってみると、残酷に見えますね。
분홍새우[プノンセウ](アマエビ)料理
분홍새우[プノンセウ]は、日本では、甘えびという名称で、刺身や寿司のネタで食されているエビです。
朝鮮半島では、東海岸で獲れ、新鮮なものは刺身で食しますが、時間が経過したものは、フライ、ボイルで調理されています。
꽃새우[ッコッセウ](サルエビ、アカエビ)料理
꽃새우[ッコッセウ]は、日本語でサルエビという名称ですが、地域によって名称が多数あります。
朝鮮半島の南、西沿岸で夏によく獲れる品種です。
韓国では、干したものを炒めたり、煮たりして常備菜として食卓によく上がります。
日本の中華料理店では、天津飯にカニの代替として使われていることもあります。
참새우[チャmセウ](クルマエビ)料理
참새우[チャmセウ]は、日本語でクルマエビと呼ばれ、日本近海から太平洋沿岸、地中海北部、南アフリカと世界中に分布しています。
クルマエビは他のエビよりもタンパク質が多く含まれています。
頭や尻尾、殻を取って身だけの状態で冷凍されたものがよく売られています。
今日は「えび새우[セウ]」についてお話ししました。
えびと言っても色んな種類がいます。
えびを見つけたら、観察してみてください。
コメント
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