韓国で実際に「かんしょく」を楽しむことができる飲食店をご紹介!

韓国料理で、見た目がよく似た白い鶏肉料理をご紹介します。

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こんにちは。管理者のぶおです。
韓国料理で、見た目がよく似た白い鶏肉料理をご紹介します。

目次

삼계탕[サムゲタン](参鶏湯)

韓国の鶏鍋と言えば、삼계탕[サムゲタン](参鶏湯)が有名ですが、参鶏湯とは若鶏のお腹の中に高麗人参、もち米、棗、ニンニクなど具材を入れて煮込んだ料理です。

「参」は高麗人参、「鶏」は鶏肉、「湯」はスープを意味します。

<삼계탕[サムゲタン](参鶏湯)>

元来、雛より少し大きくなった幼い鶏肉を煮込んだものを「영계백숙[ヨンゲぺkスk]」といい、これに高麗人参を入れて「계삼탕[ケサmタン](鶏参湯)」と呼んでいました。

「계삼탕[ケサmタン](鶏参湯)」が、삼계탕[サムゲタン](参鶏湯)になった理由としては、高麗人参の普及とともに、韓国国内のみならず外国の人々に高麗人参の価値を認めてもらおうと宣伝を兼ねて名称の頭につけたものと考えられます。

닭백숙[タkぺkスk](鶏白熟)

次に、닭백숙[タkぺkスk](鶏白熟)ですが、この料理は鍋に鶏肉を丸ごと入れて長時間煮込んだ料理です。

<닭백숙[タkぺkスk] (鶏白熟)>

닭한마리[タッカンマリ](鶏一羽)

닭한마리[タッカンマリ](鶏一羽)は、鶏肉、じゃがいも、にんじん、玉葱、ニラなどの野菜と一緒に煮込んだ料理です。

お店で注文した時は、鶏が丸ごと一羽鍋に入った状態で出てくるので、このような料理名が付いていることを実感しました。

下の写真のように、鶏肉がある程度煮えてきたら、お店のスタッフが器用にハサミで✌✌と切ってくれます。

具材をある程度食べた後で、칼국수[カルグクス](韓国式うどん)を入れて、煮汁をうどんにしっかり絡めて食べる方法、ご飯を入れてリゾットのようにして食べる方法があります。

<닭한마리[タッカンマリ]>

以上の鶏鍋料理の違いについてみると、参鶏湯は調理する際に高麗人参や棗などいろんな具材を入れて煮込みます。一方、鶏白熟は鶏肉と水、ニンニクだけを使って煮込むところに違いがあります。

しかし、鶏白熟にも糯米、大ネギを入れ、塩、ニンニクで塩梅を整えるため、両者の味、見た目が似ています。

次に、닭백숙[タkぺkスk](鶏白熟)と닭한마리[タッカンマリ](鶏一羽)ですが、両者とも韓国式水炊きのような鶏鍋料理です。

出来上がった際、닭백숙[タkぺkスk](鶏白熟)は鶏肉に塩や胡椒をつけて食べます。

一方、닭한마리[タッカンマリ](鶏一羽)は醤油ベースの合わせ調味料につけて食べる点が異なります。

以熱治熱

韓国には「以熱治熱」という四字熟語があります。

猛暑から来る食欲不振、暑い日に熱い物を食べて夏バテ解消しようということです。

韓国では「복날(伏日、三伏の日)」といって、毎年夏至から数えて3回目の庚(かのえ)の日を초복[チョボk](初伏)、4回目の庚の日を중복[チュンボk](中伏)、立秋を過ぎて、最初の庚の日を말복[マルボk](末伏)といい、この3日を合わせて「三伏」といいます。

日本では暑い夏の日に、元気をつけるためにウナギを食べますが、韓国ではこの三日間、参鶏湯を食べます。

鶏肉には、脂肪肝を予防するアミノ酸のメチオニンが多く含まれ、高麗人参には心臓の働きを高める効果、なつめやニンニクには滋養強壮の効果があり、疲労回復、食欲不振、血行不良、冷え症の改善効果があるため万能健康食と言えます。

暑い日に熱いものを食べるのは、暑い日に運動で汗を流す、熱いお湯に入浴するように、熱を利用して爽快感を味わうということです。

今回は、見た目の白い韓国料理をご紹介しました。
行動規制も緩和されてきました。
韓国へお出かけの際は、食べてみてください。

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