こんにちは。管理者のぶおです。
今回はきくらげに関してお話しします。
キクラゲは、キクラゲ科キクラゲ属のキノコの一種です。
日本で栽培されていますが、中国から輸入品が多く販売されています。
天然ものもありますが、シイタケ同様、原木栽培と菌床栽培が行われています。
通常、販売されているものはアカゲキクラゲという黒いキクラゲですが、白キクラゲという品種もあります。
白キクラゲから抽出された多糖体は、高い保湿力があり、化粧品にも使われています。
きくらげ「목이[モギ]」と言う名称
形が人の耳に似ているところから漢字で「木耳」と表記します。
へぇー、漢字できくらげは、「木耳」なんだ。
語源由来辞典gogen-yurai.jp/kikurageによると、干したクラゲに味が似ていることから、樹木に生えるクラゲの意味で名付けられたと、あります。
韓国語では「목이[モギ]」と、いいます。
日本語同様、漢字の「木耳」を韓国語読みした発音でよばれています。
日本語 | 韓国語 |
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きくらげ | 목이[モギ] |
きくらげ「목이[モギ]」の効能と栄養
白キクラゲは風邪をひいた時、肺の疾患、高血圧予防などの効果があります。
タンパク質の一種インターフェロン成分は、がんを予防して、肝臓を保護してくれます。
また、カルシウムが豊富に含まれており、丈夫な骨づくりに効果があります。
食物繊維物も豊富で、体内の老廃物、毒素を体外に排出する効能があります。
血液を凝固させる作用があり、出産時、出血がひどい時にも効果がある食材です。
コラーゲンも豊富なため、皮膚の美容効果もあります。
そして、ビタミンDが他のキノコ類よりも数倍含まれているので、免疫力を高め感染症対策に抜群の食材といえます。
きくらげ「목이[モギ]」の選び方・扱い方
生のキクラゲは厚みがあり濃厚な色をしたものが良いでしょう。
柔らかくなったもの、または傷があるものは味にも影響します。
新聞紙などで包み、冷蔵庫で数日保管できますが、軽く茹でてから冷凍庫で保管して、使うときは解凍せずにそのまま調理しましょう。
生のキクラゲが大量にあって、すぐ消費できない時は、風通しの良い場所でしっかり乾燥させるのが良いでしょう。
干した状態で販売されたものは割れたり、ひびが入ったりしていないものを選び、水にもどしてから、細切りにして調理します。
きくらげ「목이[モギ]」の料理
キクラゲ特有のコリコリとした食感があり、干すと保存が長くところが特徴です。
水にもどすとかなり膨れますが、水に浸け過ぎると柔らかく本来の味がなくなりますので、もどし過ぎには気を付けましょう。
韓国では一般的に細く刻んだキクラゲをスープの具材、春雨、野菜、肉と一緒に炒めて「잡채[チャpチェ]」の具材、ウズラの卵、牛肉の細切りと一緒に煮込んだ「장조림[チャンチョリm]」として煮込まれたりしています。
今回はきくらげ「목이[モギ]」についてお話ししました。
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