こんにちは。運営者のぶおです。
皆さん、貝は好きですか?本日は貝「조개[チョゲ]」についてお話しします。
韓国語で貝のことを「조개[チョゲ]」といいます。
それでタイトルを「上下」と「조개[チョゲ]」にかけてみました。
貝は、軟体動物門に分類される生物であり、石灰質の殻を持つものの総称です。
魚介類の「介」は、エビ、蟹などの甲殻類、または、ウニ、ナマコなど脊髄がない生物を含んだ呼名で「貝類」とは区別しなければなりません。
朝鮮半島の南部に位置する慶尚南道[キョンサンナmド]では、紀元前1000年頃のものとみられる貝塚から、アサリ、アワビ、ハマグリ、ムール貝、カキ、カワニナ、タニシなど、さまざまな貝殻が出土されています。
ほとんどの貝が、春から秋にかけて卵を産み、水中で自由に過ごし、砂や浅瀬に生息しています。
様々な貝がありますが、主に食用とされている貝は10数種類です。
そして、殻が一つある腹足綱と、殻が二つある二枚貝綱に分類されます。
貝「조개[チョゲ]」の分類
殻が一つある腹足綱
アワビ「전복[チョンボk]」
サザエ「소라[ソラ]」
タニシ「우렁이[ウロンイ]」
マキガイ「골뱅이[コルベンイ]」などがあります。
韓国で「골뱅이[コルベンイ]」は、缶詰で売られているものが、各種野菜と一緒にコチュジャンベースの合わせ調味料で和え、茹でた素麺に絡めた
「골뱅이무침[コルベンイムッチm]」という料理が、ビールや焼酎のアテとして有名です。
さらには、食用の巻貝の意味だけでなく、日本語でe-mailのアカウントの後に付く、@マークのことを、韓国語では「골뱅이[コルベンイ]」といいます。
ひと昔前、私がまだ「@マーク」という呼名を知らなかった頃、韓国語を直訳した「マキガイ」といって、日本語で話しているはずなのに、聞き手に意味が通じなかったことがあります。今、振り返ってみると当然ですね。
アワビ、サザエ、マキガイなど腹足綱は、分厚い殻に覆われ、頭と足だけ殻の外に出し、ほとんど海底部、または岩に張り付いて生息しています。
殻が二つある二枚貝綱
ハマグリ「대합[テハp]」
ムール貝 「홍합[ホンハp]」
アサリ「바지락[パジラk]」
赤貝「피조개[ピジョゲ](새고막[セコマk])」
ハイガイ「꼬막[ッコマk]」
シジミ「재첩[チェチョp]」
アゲマキガイ「가리맛[カリマッ]」
タイラギ「키조개[キジョゲ]」
トリガイ「새조개[セジョゲ]」
ホッキガイ「개조개[ケジョゲ]」
ホタテ「가리비[カリビ]」
などがあります。(カキは殻が二つありますが、対称型ではありません。)
二枚貝綱は、一対二枚の殻を持ち、殻を閉じることで外敵から身を守っています。
殻を開閉するために必要なのが貝柱です。
ホタテは遊泳しながら生息していますが、ほとんどの貝類は海底でおとなしく生息しています。
貝「조개[チョゲ]」の効能
貝によって違いはありますが、貝類は、赤血球を作り血液の健康を維持する働きを持つビタミンB12、体内にブドウ糖を生成して送り込み、運動のためのエネルギー源として使われるグリコーゲンが含まれています。
特に貝汁は、肝臓を保護する効果があり、お酒を飲むとき、飲んだ時にお勧めです。
また、鉄、コバルトなど造血成分が多く含まれているため貧血治療にもよいとされています。
貝「조개[チョゲ]」の扱い方
貝類のほとんどが砂の中で生息して呼吸しているため、自然に砂を含んでいます。
このため、調理する前にあらかじめ塩水に貝を浸さなければなりません。
海の貝は真水に塩を少し入れ、シジミなど河川に生息する貝類は真水で暗くて涼しいところで一日寝かせると砂を吐き出してくれます。
また、スープや鍋料理を調理する時、強火にかけて炊きすぎると、貝の身が縮んで硬くなり味が落ちます。殻から身が出てきたらすぐ火を止めると良いでしょう。
貝「조개[チョゲ]」の料理
貝類はコシがあって甘味があり噛めば噛むほど食感がよいところが特徴です。
そのまま焼く、生姜醤油で煮込み、酒蒸し、バター焼き、パスタなど、いろんな料理の具材として万能に活躍します。
本日は貝「조개[チョゲ]」の事をお話ししました。
次回からは貝の1種類をピックアップしてご紹介します。
コメント