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寒い時に食べたい牛ホルモン鍋の作り方|ついでに追加した焼きラーメンの作り方

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こんにちは。運営者のぶおです。
今日は冷蔵庫の中に頂いた牛ホルモンを使いたいと思います。

きゅうりおいちゃん

寒いし鍋がいいなぁ。でも、2人分にしては牛ホルモンが足りなさそう。

とりあえず、料理を作る前に少しお勉強の時間です。

目次

牛の小腸곱창[コプチャン]とは

牛が、소[ソ]

ホルモンが、곱창[コpチャン]

牛の小腸のことを韓国語で곱창[コプチャン]と、いいます。

小腸は、牛が食べた物を消化するところで、消化するための消化液が分泌されます。

この分泌物のことを곱[コプ]といいます。

창[チャン]は、창자[チャンジャ]の略で、小腸と大腸の総称です。

곱창[コプチャン]は、独特の臭みと脂身が多いため好き嫌いが分かれます。

곱창[コプチャン]独特の臭みを消す方法

  •  塩、流水でもみ洗いすること
  •  調理する前に焼酎に浸けておくこと
  •  薄力粉をまぶす

この3つである程度臭みを消すことができます。

곱창[コプチャン]脂身の栄養とは

곱창[コプチャン]は脂身が多い部位ですが、タンパク質と脂質が豊富に含まれており、胃の粘膜を保護してアルコールを分解する効果、消化を促進する効果があるため優れた食品です。

また、赤身に比べて鉄分、ビタミンB群も豊富に含まれており、販売価格も赤身より安く独特な食感を味わえる部位です。

전골[チョンゴル]とは

一方、전골[チョンゴル]とは鍋料理のことです。

 元来、肉類、野菜類に下味をつけて器に盛り、食膳の横に用意して、火鉢の上に鍋をのせて、鍋の中に順番に具材を入れて炒めたり、だし汁を注いで一緒に煮込んだりして食べる宮中料理が後に庶民に広がりました。

道具の鍋と鍋物を略して鍋と呼ぶため、混同しやすいですので付け加えておきます。

昔、전골[チョンゴル]を作るための鍋には、陣笠をひっくり返したような形をして鉄で作られた벙거짓골[ポンゴジッコル](鋤鍋)、または底が平べったい石や土で作られた질냄비[チルネンビ](土鍋)が用いられてきました。

벙거짓골[ポンゴジッコル](鋤鍋)は、鍋の真ん中に汁が煮詰まるように彫られたような形をしており、縁は広く様々な具材をのせて、炒めながら食べられるように作られています。 

질냄비[チルネンビ]は、土でつくられているため、土は熱をため込む性質があり、具材にしっかり熱が伝わるのが特徴です。

牛ホルモン鍋と焼きラーメン

牛ホルモンと焼きラーメンを韓国語では

日本語韓国語
焼きラーメン볶음라면[ポックmラミョン]
牛ホルモン鍋 소곱창전골 [ソコpチャンチョンゴル]

炒め、焼きが、볶음[ポックm]

ラーメンが、라면[ラミョン]

牛ホルモンと焼きラーメンの韓国料理とは

韓国で牛ホルモンは、塩またはタレで焼いたり、野菜と一緒に合わせ調味料に絡めて炒めたり、煮込んだ鍋料理の専門店などが全国各地にあります。

炒めたもの、鍋料理は、ある程度食べた後、残った具材にご飯を入れて雑炊にしたり、うどんを入れたりと食べ方、お店によって味付けが異なります。

牛ホルモンが200gほど冷凍庫にあったのでもつ鍋を作ろうとしました。しかし、もつ鍋に入れる具材が少なかったため、副菜を何にしようか考えている途中で、ふと思いついたメニューです。
今回は、もつ鍋と焼きラーメンを同時に楽しむレシピをご紹介いたします。

牛ホルモン鍋 焼きラーメンを同時に楽しむレシピ

<材料>

スクロールできます
牛ホルモン200g酢大さじ1水 牛ホルモンが浸かる程度キャベツ1/6個
タマネギ1/3個ネギ1本ニラ1/2袋エノキ1/4袋
干しシイタケ3個イリコと昆布ダシ汁 600mlラーメンの麺糸トウガラシ
すりゴマ 小さじ1アミの塩辛(スープに小さじ1、麺に小さじ1)塩コショウ 少々

③ 合わせ調味料(ヤンニョム)

スクロールできます
味噌 大さじ1粉トウガラシ 大さじ1おろしにんにく 大さじ1
うすくち醤油 小さじ1おろししょうが 小さじ1砂糖 小さじ1

<作り方>

① 容器に牛ホルモンが浸かる程度に水と酢大さじ1を入れて1時間ほど置きます。
その後、お米を研ぐように3、4回水を入れ替えながらホルモンを洗います。
② 鍋に600mlの水を沸騰させ、イリコだし小さじ1、干しシイタケ3個、干し昆布1枚を入れてダシをとり、洗ったホルモン、細切りにしたタマネギ、ネギ、キャベツを入れて弱火で1時間ほど煮込みます。
③ ヤンニョム(合わせ調味料)を準備します。上記の③の材料を一つに合わせてよく混ぜます。
④ 1時間後、別の鍋でラーメンを茹でて(5分茹でる麺なら4分程度茹でます)、茹でた水を捨ててしっかり湯切り(ザルで水分を落とします)します。
⑤ フライパンを用意して、もつ鍋の具材の一部をハサミで食べやすいサイズに小さく切って、③の(ヤンニョム合わせ調味料)を1/3くらい、アミの塩辛小さじ1、塩コショウを少々ふって、茹でたラーメンに絡めて弱火と中火の間で炒めます。
⑥ ②には③の(ヤンニョム合わせ調味料)の残り2/3と、アミの塩辛、すりゴマ各小さじ1、エノキ、ニラを3等分に切ったものを順に入れてひと煮立ちさせます。

こちらにもお好みで塩コショウを少しふりかけても良いでしょう。

⑦ ⑤と⑥を器に盛り、糸トウガラシをのせて出来上がりです。
<牛ホルモン鍋>
<焼きラーメン>

焼きラーメンをそのまま召し上がっても良いし、もつ鍋の中に浸しながらつけ麺のように召し上がるのも良いでしょう。

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