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韓国語で「じゃがいも」なんて言うの?|「じゃがいも」効能、成分などご紹介

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こんにちは。管理人ののぶおです。
じゃがいもは韓国語で감자[カmジャ]と言います。
本日はじゃがいも・감자[カmジャ]・POTATOの話をします。

目次

じゃがいも・감자[カmジャ]・POTATOの由来

日本語韓国語英語
じゃがいも감자[カmジャ]POTATO

じゃがいも名前の由来

じゃがいもの原産地は、南米の高原地帯で、古代インカ文明の遺跡からはジャイモ模様の土器、ジャガイモを描いた甕などが出土されています。

16世紀、大航海時代に中南米からヨーロッパに伝わり、オランダからインドネシアのジャガタラ(現在のジャカルタ)経由で長崎に伝わったため、当初は「ジャガタライモ」と呼び、後に「ジャガイモ」と発音が変化したようです。

감자[カmジャ]名前の由来

朝鮮半島には19世紀に入り、中国の北方地方から伝わり、当初は「北方甘藷[プkパンカmジョ]」とよばれ、これが縮小され「감저[カmジョ]」とよばれるようになりました。

しかし、漢字で「甘藷」と表記するとジャガイモではなく「サツマイモ」を表します。

一般的にサツマイモと言えば、表面の皮が赤く長いものを思い浮かべますが、サツマイモには、白くて丸い品種もあります。

そのため、韓国で「甘藷」とよばれていた品種は、姿形がじゃがいもに似ていたところから、このようによばれていたのです。

つまり、19世紀の朝鮮半島では、ジャガイモと白くて丸いサツマイモのことを「甘藷」とよばれていたということです。

POTATO名前の由来

ちなみに、英語でジャガイモは「POTATO」ですが、こちらはドイツ語の方言「BATATA」を由来としています。

この「BATATA」ですが、じゃがいもではなく「サツマイモ」を表す語彙であり、英語でもジャガイモとサツマイモの区別がはっきりしていなかったようです。

「馬鈴薯」という品種がありますが、馬に付いた鈴のような形をしたイモというところから付けられた名称で、中国や韓国でも「馬鈴薯」といいます。

じゃがいもの成分、効能

じゃがいもの成分

ジャガイモは、澱粉が固まったものが土の中で肥大化した茎であり、ミカン並みのビタミンCが含まれています。

通常、加熱すると野菜に含まれた栄養素を損失しますが、ジャガイモのビタミンCは、澱粉によって守られているので、損失しにくいといわれています。

じゃがいもの効能

ジャガイモの皮には抗酸化作用のあるクロロゲン酸、メタボを予防するオスモチン、免疫力を向上させるレクチンも豊富に含まれています。

収穫後、日にちが経過して緑色になった皮、芽にはアルカロイド配糖体という毒素を含んでいるため、芽は取り除き、厚く皮を剥いて食べなければなりません。

流水で洗い流して、皮が付いたまま茹でてから皮を剥くと、変色せず食感もよくなります。

ジャガイモを販売店で選ぶ時は、大きくて重みがあるジャガイモが鮮度がよい証拠です。

じゃがいも料理

  • 「감자옹심이[カmジャオンシミ]」
  • [カmジャマンドゥ]」
  • 「[カmジャブガk]」
  • 「[カmジャジョン]」

ジャガイモは蒸したり、揚げたりして世界中で食されている野菜ですが、韓国では以下のようなジャガイモ料理があります。

「감자옹심이[カmジャオンシミ]」

ジャガイモをすりおろした後、漉して搾り、片栗粉を混ぜて練りこねた団子と、ズッキーニやタマネギなどの野菜と一緒に煮込んだ汁料理

「[カmジャマンドゥ]」

ジャガイモをすりおろしたものを練りこねた皮でお好みの具材を包んで蒸したジャガイモの皮餃子。

「[カmジャブガk]」

ジャガイモを薄く切ったものを塩水で茹でて乾かし揚げた料理

「[カmジャジョン]」

ジャガイモをすりおろして水気を取り除いた後、片栗粉とお好みの具材で煎ったジャガイモのチヂミ

本日はじゃがいも・감자[カmジャ]・POTATOの名前のこと、効能や成分などをお話ししました。
日本でも定番料理カレーや肉じゃがなどに使われます。
ぜひじゃがいも料理を作ってみてください。

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