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韓国語で「しいたけ」何て言うの?|しいたけの名称、効能、扱い方など

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こんにちは。かんしょくキッチン管理者のぶおです。
本日は「しいたけ」をテーマにお話しします。

シイタケは、ハラタケ目・キシメジ科のキノコの一種です。

日本では、エノキ、エリンギ、シメジ、マイタケ、いろんなキノコがありますが、代表的なキノコといえばシイタケです。

英語でも「shitake mushroom」といい、日本語の名称が入っています。

目次

しいたけの栽培方法

原木栽培

長さ1mくらいに切った広葉樹を原木として栽培の仕方

菌床栽培

オガクズに米ぬかなどを混ぜて人工の培地で栽培する仕方

しいたけ名称の由来

日本語韓国語
しいたけ표고버섯[ピョゴポソッ]

日本語で「しいたけ」という名称は、元々椎の木の枯れ葉に発生することから「椎茸」と呼ばれるようになったようですが、「茸」は、「松茸」、「平茸」などにもつくように「キノコ」を表しています。

韓国語で「しいたけ」は「표고버섯[ピョゴポソッ]」と、いいます。

中国から朝鮮半島に伝わった経緯があり、中国語で「しいたけ」を表す「香菇」「香蕈」「蔴菰」という漢字を「향고[ヒャンゴ]」「향심[ヒャンシm]」「마고[マゴ]」と、韓国語の漢字音で呼ばれていました。

17世紀中頃の『음식디미방[ウmシkティミバン]』の中で、現在の名称である「표고[ピョゴ]」というハングル表記が初めて確認されます。

しいたけの効能

「しいたけ」に含まれるレンチナンには、抗がん効果、エリタデニンには、キノコ類の中でも特に血中の余分なコレステロールや血圧を下げる効果があります。

さらには、食物繊維が豊富に含まれており、排せつ効果、便秘予防、糖尿病予防、肥満予防に有効です。

しいたけ特有の香りと旨味は、グアニル酸で、ちなみにコンブに含まれるのが、グルタミン酸、カツオに含まれるのがイノシン酸といい、三大旨味成分とよばれています。

かぶちゃん

しいたけにはいろんな栄養素があるんだね。食べなきゃ。

新鮮なしいたけの選び方と保存方法

「しいたけ」は、カサが大きいもの、厚みがあるもの、水分が少ない物が良い証拠とされています。

色は白くて鮮明で、しわが少なくカサが全開に開く前に収穫されたものが高値で売られています。

高品種のシイタケは、香りが強く、口にした時のコリコリとした食感も異なります。

韓国語で「송고버섯[ソンゴポソッ]」「송화버섯[ソンワポソッ]」「향표고버섯[ヒャンピョゴポソッ]」などの名称で売られています。

生しいたけは、石突を切り落として水で洗い、刷毛、キッチンペーパーなどで拭いてから調理します。

干ししいたけは水にもどして柔らかくしてから調理します。

生シイタケは、密封して冷蔵庫で1週間程度保存、冷凍保存もできますが、味が劣化しますのであまりお勧めしません。

しいたけを使った韓国料理

  • 「버섯전골[ポソッチョンゴル]」
  • 「버섯산적[ポソッサンジョk]」
  • 「표고버섯볶음[ピョゴポソッポックm]」
  • 「김밥[キmパp]」
  • 「비빔밥[ビビmパp]」
  • 「잡채[チャpチェ]」

シイタケは、韓国でもスープのダシとして用いられますし、煮たり、焼いたり、炒めたりされています。

シイタケは、ツナ缶、サバ、サンマなどの青魚と一緒に食べると、ビタミンDを効果的に摂取でき、骨を丈夫にする効果があります。

「버섯전골[ポソッチョンゴル]」という料理があります。

「버섯[ポソッ]」がキノコ、「전골[チョンゴル]」が鍋料理を意味しますが、シイタケだけでなく、牛肉もたっぷり入り、ネギやタマネギなどの野菜も入り、醤油ベースの合わせ調味料で煮込んだ鍋料理です。

牛肉とシイタケを串に刺して焼いた「버섯산적[ポソッサンジョk]」という料理でも「버섯[ポソッ]」が本来の「キノコ」というより「シイタケ」という意味として使われています。

シイタケを薄く切ってバターで炒めた「표고버섯볶음[ピョゴポソッポックm]」は、簡単に調理できます。シイタケが好きな方にはもちろん、バターで炒めることによってシイタケの臭いも消すこともできてシイタケが苦手な方にもおすすめです。

シイタケは、日本でもおなじみの「김밥[キmパp]」(海苔巻き)、「비빔밥[ビビmパp]」(混ぜご飯)、「잡채[チャpチェ]」(春雨野菜肉炒め)などの料理にも欠かせない具材の一つです。

本日は日本料理でも馴染み深い「しいたけ」についてお話ししました。

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